2012年06月26日

特別展「ボストン美術館 日本美術の至宝」

国立博物館で開催されていた特別展「ボストン美術館 日本美術の至宝」に行きました。

行く予定でいたのですが、すっかり忘れていて、ハッと気がついたら6月7日。国立博物館での開催は10日まで。開催終了間際の土日なんかに行ったら、朝イチで行っても混む。地獄の様に混む。以前国立博物館の仏像展で懲りていた私は、会社に「金曜日休みます!」と連絡し、朝一番で国立博物館へと向かったのだった。

内容はね、いやー良かった。実に良かった。
実は展示内容の目玉については半年以上前に知っていた。
去年の11月頃、当時勤めていた会社で出向に出されていて、出向先の会社で、「ボストン美術館展の美術品のミニチュアのガチャ」という、誰得なのかイマイチわからない企画商品の、カプセルの中に同梱されるミニ冊子…というか、小さい紙を更に折畳んだやつ。あれね。あれのデザインの仕事をやったのね。それにガチャの内容物一通り掲載されているので。ただ当時は、海外に流出したままそこで展示されることもなく収蔵されていた日本美術の逸品作品というのには気がついてなくて。ボストン美術館も沢山日本美術持っているんだすごいなーくらいに思っていました。
早速会場でガチャを見つけてですね、普段ガチャやらないんですけど、折角ですから記念にやってみました。
やった! 当たりだ!(龍の絵のやつと鸚鵡の絵が当った)
まあどれが出てもまあまあ嬉しいですけど。でも馬頭観音よりは鸚鵡の方が好みかな。
で、自分がやった同梱されている印刷物をチェックしたのですが……
仕事したのがかなり前だし、他にも色々な仕事をやっていたので、記憶が定かでないのだが、私が作ったデータとは表紙が違う気がする。正規のボストン美術館展のロゴに差し変わっている。あれだろ、どうせまた、あとから「ロゴ使ってください」ってデータが送られてきたパターンだろ? 分かってるんだよ。ありがちなんだよ。最初からロゴ渡せよ!
私が出向先からいなくなった後に、誰かがクライアントの指示で直したんでしょうね。お疲れさまです。

龍の襖の絵がやはり一番インパクトありましたな……。今でもかなり覚えてます。
竜虎の絵もよかったですな。
鸚鵡もよかったですな。
あと、四季の絵を書いた襖だか屏風だかがあったのですが、小鳥さんがかわいかった。
日本刀コレクションは、洋の東西を問わずみんな日本刀好きなんだなーと思った。

ちなみに私の母(大学は美術科の日本画専攻)は、見たい絵がボストンに渡っていると知って、ボストンに行けば見られるのかと渡米してボストン美術館に行ってみたらば、展示されてなかったという過去を持つ悲しい人です。
その絵は今回の特別展で日本に里帰りしていて、母は見事に雪辱を果たせたわけです。
曼荼羅の絵らしい。

平治物語の絵巻物はめっちゃ今年の大河のネタバレでした。ネタバレもいいとこでした。ちゃんとネタバレ注意って書いておけよ!

ミュージアムショップで龍の絵のグリーティングカードを購入。
よし、今年の○○さんの誕生日プレゼントを贈るときのカードはこれで決まりだな。辰年で今年年男だから。

仏像もよいのが色々あったなあー。

フェロノサさんという方が熱心に日本で美術品を収集していたそうですが、これだけの逸品を大量にコレクションした影には、結構どうしようもない品物を掴まされた経験も少なからずあるんじゃないかと邪推。つまりこれだけのコレクションを集めるのにどれだけかかったのか考えると気が遠くなりますね。
もっとも当時は廃仏毀釈の時代で、仏像の外部流出が普通にあったとか……。そのために多くの美術的骨董的歴史的価値のあるものが失われたんでしょうね。これからの教訓にしてほしいです。

ボストン美術館展は東京での開催は終わりましたが、今後全国を回るみたい(今は名古屋でやっているようだ)なので、皆さん是非足を運んでみてください。

そうそう、最後の平日の金曜日の午前中に行った私なのですが、やはりすごく混んでいて入場制限していました。入るまでに30分くらい外で待ちました。

ボストン美術館展を見たあとは常設展の方の建物のミュージアムショップに行って、鳥獣戯画の絵はがきを買いました。
これ、手元に欲しかったんだよねー。
ほんとは画集が良かったんだけど、手頃なのは絵はがきくらいしかなかった……。
鳥獣戯画の絵は本当に絵が上手くて、絵巻物の絵を描かせたら右に出るものはいないくらいの才能の持ち主だなあと思うのです。すごい。

国立博物館を後にしたら、まだ時間があったので、会社に「これから出社します!」と連絡を入れて、出社して、働きました。休まなくて済んで良かった良かった。しかしその後、がっちり仕事したあと、比較的早めに退社したのだった。なぜかというと。
そう、その日は「マルクトサウンドスケープ」の日だったのである(続く)。




posted by たじまさん at 23:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 芸術美術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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